愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

動機付け社中の田岡英明です。

 

本日は職業人生を過ごす上でのスタンスについて「若手」目線で綴っていきたいと思います。

かつてのメールにて7・5・3の法則というものをお話しさせていただきましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?

 

若手が入社されて、3年で辞める方の率が

大卒の方の3割

高卒の方の5割

中卒の方の7割

であるといった数字をうたったものです。

 

この背景には様々な事があるかと思いますが、その一つに成長を実感できないといったものがあります。成長し、それを実感していくためには何が必要なのでしょうか?

初代ドイツ帝国宰相の名言に以下のようなものがあります。

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

 

愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。といった訳が付けられております。

 

これを企業内に当てはめてみますと

 

若手として自分の数少ない経験を成長につなげていくよりも、数多くの経験を持っている先輩・上司にしっかり学びなさいといったことが言えるかと思います。是非、積極的に先輩・上司の方々とコミュニケーションをとって欲しいのです。

1990年代にアメリカ型の成果主義が日本に導入され、組織内コミュニケーションが希薄になっているのを感じます。先輩・上司の方とのコミュニケーションにより「自分の仕事へのヒントをもらい、そして自分の仕事を内省していく」そんな習慣をつけていただきたいと思います。この習慣が皆様の成長実感を高め、仕事を楽しく感じさせること間違いなしです。

 

例えば・・・

上司を誘って一杯いってみる

上司を誘ってランチしてみる

上司を誘って、研修をしてもらう

等々、皆様方から動いてみてはいかがでしょうか!

 

本日もお付き合いありがとうございました。