キャリアアンカー その1

動機付社中、Monday Energize Coachの田岡英明です。
<価値観の探求:キャリアアンカーその①>

さて、キャリアアンカーの一つ目は「専門・職能別コンピタンス」と呼ばれるものです。

自分のキャリアが開花していくにつれ、特定の仕事に対する才能と高い意欲をもつに至ったということを発見する人たちがいます。このような人たちは自分の才能を発揮し、専門家であることを自覚して満足感を覚え、それによってほんとうに「スイッチON」の状態になります。
自分の仕事の内容(自分が得意としている専門分野や職能分野)と関連付けて、自分のアイデンティティ感(これこそ私らしい生き方だ)を形成し、その分野で更に高い能力を身につけていく。
専門・職能にアンカーを置く人は、自分の専門分野をとことん追求できる場合に限れば、職能担当のマネジャーになろうという気持ちがないわけではありませんが、自分としては専門分野に特化する道を指向し、ゼネラル・マネジャーになることに価値を置いていません。
 このアンカーの人たちにとって望ましい仕事の特性のうち最重要なものを一つだけ挙げるならば、仕事が彼らにとって挑戦的であることです。自分の能力や技能を試すことのできない仕事だとすぐ退屈してしまい、意義を見失います。

さて、この内容を見てみて自分にあてはまると思いましたでしょうか?次号以降キャリアアンカーを順に解説してまいります。ご自身のアンカーを知ることによって、自分のキャリアを考える羅針盤とすることができるでしょう!

本日は以上です。お付き合いありがとうございました。