CPS-Jによる価値観の探求

みなさんこんにちは。動機付社中、Monday Energize Coachの田岡英明です。

<価値観の探求:CPS-J>

 

皆さん、こんにちは。今回からは価値観の探求へ入ってまいります。まずは「CPS-J」です。

キャリア理論で有名な職業心理学者ホランド(J.L.Holland)の職業選択理論をベースに米国のACT社で開発された、職業選択を効率的に行うためのキャリア・アセスメントです。

ホランドはそのパーソナリティを6つに分類しました。今回はその3つの特徴を紹介します。

 

1:企業的タイプ

組織目標の達成や経済的利益を目的とした、他者との関わりを伴う活動を好む。しかし、観察や言語記述、体系的な活動を嫌う。この結果、指導力、対人関係能力、説得力を促進する反面、科学的な能力の発達を阻害する。

 

2:慣習的タイプ

組織や経済的目標の達成を目的とした、具体的、体系的な操作(データ整理、ファイリング、情報機器の操作など)を伴う活動を好む反面、曖昧で、非体系的な活動を嫌う。この結果、一般的な事務能力、計算力、商才を発揮させるが、芸術的な能力の発達を阻害する。

 

3:現実的タイプ

物や道具、機械、動物などを対象とした、系統的で組織的な操作を伴う活動を好む。この結果、手先の運動能力や、機械や技術分野で必要な能力の発達をもたらすが、社会、教育的能力の発達を阻害する。

 

次回は残りの3つについての解説を加え、どのように自分の価値観を捉えていくのかといった部分に入ってまいります。

 

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。